立教大学事業会館

SAINT PAUL’S PLAZA


東京都豊島区西池袋 1990年

 

 この建物は、立教学院創立110周年の記念事業として建設されたものである。

 明治15年に築地居留地内で開校した立教学院は、大正7年池袋の現在地に移転した。

アーチと時計台のある二階建ての赤煉瓦の校舎は本館と呼ばれ、立教学院のシンボルとし

て有名である。

 正門から本館に至る前庭一帯は、立教大学のキャンパスの中でもっともシンボリックな

ゾーンであり、『東京都の都市美モデル地区』に指定されている。

 この事業会館の建つ敷地は、立教通りを挟んでシンボルゾーンと丁度向かい合う位置と

なり、食堂・時計台・アーチ・正門と一本の軸線上にこの建物の入口がある。

 道行く人々は入り口上部に映し出される季節感あふれる風景を楽しむことができる。

 

所在地 東京都豊島区西池袋5−1099
建築主 学校法人 立教学院
工事施工者 清水建設(株)
主要用途 店舗・事務所
建築面積 350.83u
延床面積 1,044.04u
構造・階数 RC造・地上3階/地下なし
建物竣工 1992年2月

 

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